創業ストーリー

About はじめに
私たちは、家を売る会社ではありません。

株式会社ウッドクラフトは、住宅を「販売」する会社ではありません。
お客様と一緒に、ひとつの作品を創る会社です。

家は、人生でいちばん高価な買い物かもしれません。
でも本当に大切なのは、建物そのものではなく、
その家で始まる暮らしのほうだと思っています。

だからこの創業ストーリーでは、施工事例や
性能の話より先に、私たちがどんな想いで
家づくりをしてきたのかをお伝えします。

As the Eldest Son of a Carpenter 大工の父の長男として。

私は、大工の父の長男として生まれました。
父は、昔ながらの本屋普請(ほんやぶしん)を手がける腕のいい職人で、「父に建ててほしい」と、何年も順番を待つお客様がいたほどでした。
父が建てた家は、10年、20年経っても建て付けが狂わない。
今でも、父を超えられたとは思っていません。
正直に言うと、若い頃は遊びたい気持ちのほうが強くて、学校もサボりがち。建築士の試験にも、何度も落ちました。
それでも、大工という仕事から離れることはありませんでした。
父は「見て覚えろ」の人でした。
だから、技術を教わったという記憶はありません。
でも今振り返れば、私はずっと父の背中を見ていたのだと思います。

Away from Carpentry 一度は、大工を離れて。

父のもとで修行していた頃、私は腰を痛め、椎間板ヘルニアになりました。
本屋普請の大工を続けることが難しくなり、父の許しを得て、大手外食チェーンの本社へ入社します。
店舗大工として、日本全国を飛び回りました。
やがて資格を取り、設計・管理の仕事も任されるようになります。
会社員として学んだことは、今でも私の大きな財産です。
ただ、私はもともと職人気質。
出世より、現場。
肩書きより、お客様。
昇進の話をいただいても現場を離れたくなくて、代わりに部下を推薦していたほどでした。
会社の利益より、オーナー様の成功を優先して、ときには始末書を書いたことも(笑)。
でも、その一つひとつが、「お客様の立場になって考える」という、
今のウッドクラフトの原点になっています。

The Birth of Woodcraft ウッドクラフトの誕生。

ある日、「父が現場で倒れた」という
連絡が入りました。
有給を使って、父がやり残した
現場を仕上げました。
その出来事が、
私の大きな転機になりました。
長男として。
そして、職人として。
父の後を継ごうと決めたのです。
こうして
「渡辺建築」から社名を変え、
「ウッドクラフト」が生まれました。

Unforgettable Words 忘れられない、あの言葉。

以前、あるお引渡しの日に、
お客様からこんな言葉をいただきました。
「家が完成して嬉しい。でも、ウッドクラフトの皆さんと会えなくなるのが寂しい」
今でも、忘れることができません。
家は、完成がゴールではありません。
そこから始まる暮らしが、本当のスタートです。
だから私たちは、お客様とのご縁をずっと大切にしています。

His Final Words 親父がくれた、
最後の言葉。

父は、褒める人ではありませんでした。
私は一度も、父に認めてもらえたと
思ったことがありません。
でも、父が亡くなったあと、
母から聞きました。
「お父ちゃんは、
"お前は筋がいい。一人前になった"
と言っていたよ」
そのとき私は、
初めて父に認めてもらえた気がして、
号泣しました。

The Legacy Continues そして、継承へ。

私は「社長」と呼ばれるのが、あまり好きではありません。
名刺にも、あえて「代表取締られ役」と書いています。
お客様からも仲間からも、「ナベさん」「ナベちゃん」と呼ばれています。
そんな私が今、いちばん大切にしているのが「継承」です。
技術を継ぎたい――そう思っていました。
でも気づけば、それよりもっと大切なものが受け継がれていました。
ウッドクラフトの、心です。
私はいつも、次の世代にこう伝えています。
・お客様の立場になって考えろ
・自分が納得するまで妥協するな
・考えるより、動け
これが、ウッドクラフトの原点です。

継いでいく仲間たちを見る

Dreams Never End 夢に終わりはない。

親父から受け継いだ技術。
仲間たちと積み重ねた経験。
お客様とのご縁。
そして、次の世代への継承。

ウッドクラフトは、これからも進化を続けます。

そして私自身にも、まだ叶えたい夢があります。
――沖縄の古民家再生プロジェクト。

ご先祖様を大切にする文化、受け継がれてきた建物、
そして深刻化する空き家問題。
それらを未来へ繋ぐ仕事ができたら、
これほど幸せなことはありません。

私の好きな言葉があります。

「なんくるないさぁ〜」
「イチャリバチョーデー(出会えば皆兄弟)」

この言葉のように、人とのご縁を大切にしながら
歩んできました。これからも、変わりません。

なぜなら、夢に終わりはないから。

Contact us お問い合わせ

WEBフォーム、またはお電話にて
お気軽にご相談ください。

新着情報はこちら
Instagram
WEBフォームから

メールでお問い合わせの場合は
こちらから

お問い合わせフォーム